「新卒を逃して既卒になったけど何から始めればいいのか分からない…」
「ハローワークに通ってみたけどイマイチ…」
「“未経験者大歓迎”の求人に応募しているのに全敗なんだけど…」
既卒者はただでさえ1人孤独で就活をしていて辛いのに、さらにうまく行かないとなると、もうどうしていいのか分からなくなると思います。
ただ私が思うに、既卒者には既卒者なりの就活方法があります。私は第二新卒の立場で就活をしましたが、この方法は既卒者も実践できます。そして、十分正社員を狙うことが出来ると思っています。
そこでこのページでは、既卒者がどのような順序で就職活動をすればうまく行くのか説明していきます。簡単に言うと、私が実践した就職活動の方法の説明になるのですが、参考にできる部分もあると思うので読んでみてください。
ハローワークやジョブカフェは使わない
就職活動と言うと、すぐにハローワークやジョブカフェが思い浮かぶかと思います。実際私も利用しました。ですが、既卒の方はこれらを利用するべきではないと思っています。
なぜなら、私が利用した時は、職員の助言が「大丈夫!」「自分の興味の持てる仕事を探しましょう」のような精神論ばかりで、全く役に立たなかったからです。私が欲しかったのは自分に適した求人情報だったのに、何も紹介してくれませんでした。結局求人は自分1人でパソコンを使って探すだけ…。
これなら別にハローワークに行く必要もないです。1人で就活しているのと同じなのですから。そういったことから、特に具体的なアドバイスを必要としている既卒者は、使うべきではないと考えています。
応募型の求人サイトは使わない
応募型の求人サイトというのは、例えば「リクナビNEXT」や「マイナビ転職」などのことです。
こうしたサービスは、サイトから自分で求人を探して、自分で応募&会社にアポを取って、就活を進めていかなければなりません。これだったら新卒の時と何も変わりません。
既卒者は新卒と比べても不利な立場にあるのですから、新卒と同じような方法で就職活動をしてはいけないのです。
既卒専用の求人サイトを使う
既卒者が頼るべきサービスは既卒専用の求人サイトだと思います。そもそもあなたは既卒専用の求人サイトがあることを知っているでしょうか?
『20代の若者向け求人サイト』のページでいくつか紹介しているのですが、こういったところに集まる求人は「既卒のような若い人材が欲しい」と思ってくれているものが大半なので、既卒者にとっては非常に就活がしやすいのです。
便利なサービスを使うにしても、やみくもに使うのではなく、自分に合ったサービスを使うことが先決。
あとは面接対策に集中する
既卒専用の求人サイトを利用すると専属アドバイザーさんがサポートしてくれるようになります。私が利用した時は、私の希望に沿った求人を紹介してくれましたし、企業との選考日程調整・選考の合否の連絡・選考のお断りまで全部専属アドバイザーさんが代理で行ってくれました。
本来ならやりたくないことをすべてアドバイザーさんが代わりにやってくれるので、こちらとしては面接対策に集中するだけになります。
ただ、ここが最も重要です。面接対策には自己紹介や自己PR、志望動機の作成、その他面接官からの質問対策、逆質問の用意などがあります。ここを抜かりなく対策できるかどうかで、スムーズに正社員になれるかが決まってくるのです。
対策については下のページにまとめているので、それぞれのページを読んで勉強してみてください。
まとめ
では改めて上記の項目をまとめてみます。
【既卒になったら始める正しい就活のやり方と順番】
- ハローワークやジョブカフェは使わない
- 応募型の求人サイトは使わない
- 既卒専用の求人サイトを使う
- あとは面接対策に集中する
必ずしもこれでうまく行くとは言えませんが、少なくとも私はこの方法で正社員になることが出来ました。無職の状態はとても辛いと思うので、少しでも早く気に入った企業を見つけ、就職できることを願っています。