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第二新卒がUターン転職するために出来ること

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生まれ故郷から遠く離れた場所で就職すると心細いものです。私も一時期、出身の東京から愛知へ転勤していたことがありますが、友人とも離ればなれになってしまい、家族とも会えなくなってしまったので、不安だらけでした。

 

また、「今の会社の勤務体制に不満があって、やっぱり地元に戻って再就職したい」「家の事情があるからUターン転職したい」と考えている人もいるでしょう。

 

そこで、今回は第二新卒として転職を経験したことのある私が、Uターン転職するための方法や注意点を紹介していきたいと思います。転職するにも様々な方法があるので、あなたに一番合うものを探してみてください。

Uターン転職の準備として出来ること

転職には多少のリスクが付き物ですから、しっかりと準備をしなければなりません。その準備とは転職先のリサーチです。

 

Uターン転職をしたいのであれば、まず、これから帰る地元に求人を募集している会社が無ければいけません。これは絶対条件です。「Uターンしたはいいけど自分に合った会社が見つからない…」なんて事態は避けなければならないのです。

 

では、転職先のリサーチ方法を以下に紹介していきます。

求人数の多い転職サイトで地元の企業を調べる

一番手っ取り早くて簡単なのが、求人数の多い転職サイトに登録し、実際に会社を調べてみることです。

 

就活ガッツリクナビネクストHP画像

 

例えば、リクルートが運営している「リクナビNEXT」は非常に有名な求人サイトなので、たくさんの企業が利用します。そのため、地元の求人も見つけやすいのです。実際に登録してみて自分の希望に近い企業があるかどうか探してみましょう。

公式サイト⇒リクナビNEXT

ハローワークで地元の求人を探す

近くにハローワークがあれば、足を運んで求人を調べてみる方法もあります。どんな企業でも無料で求人情報を掲載できるので、ブラック企業が入り込んでいる可能性も高いですが、それだけ多くの企業が利用しています。

 

就活ガッツハローワークHP画像

 

ただ、私も一度ハローワークを利用したことがありますが、求人を探す時に使うデータベースのシステムが古く、非常に画面が見づらくて扱いにくかったです。なので、リクナビ等の求人サイトで思うように求人が見つからなかった時に使えばいいと思います。

公式サイト⇒ハローワーク

地元のジョブカフェを利用する

ジョブカフェとは、経済産業省が運営する国の機関で、正式名称は「若年者のためのワンストップサービスセンター」と言います。簡単に言えば、若者向けの就職支援サービスのことです。

 

例えば、以下の動画は東京のジョブカフェ「東京しごとセンター」のものです。

 

 

ジョブカフェは地元に根付いた就職支援を行ってくれるので、Uターン転職を希望しているなら理想の支援を受けることが出来ると思います。ちなみに、ジョブカフェの対象年齢は基本15~34歳となっています(各地により多少の変動有)。

 

休日などを利用して地元のジョブカフェを利用してみると、貴重な情報が手に入るかもしれません。

公式サイト⇒ジョブカフェ

面談が行える求人サイトを利用する

今は「リクナビNEXT」のような、ただ登録して自分で求人情報を探すタイプの求人サイトのほかに、専属アドバイザーさんと面談を重ねながら求人情報を探すタイプの求人サイトもあります。これはジョブカフェに似ています。

例えば「第二新卒エージェントneo」は、全国規模で求人を扱っているので、多くの人が使いやすいです。求人は中小企業の紹介がメインですが、「若者が欲しい!」と言っている企業ばかりなので転職がスムーズに行きます。

Uターン転職する時の注意点

Uターン転職にもいくつか注意点があります。以下を読んで確認していきましょう。

将来性のある企業に出会えるか分からない

現在の日本は地方の過疎化が進んでおり、大きな企業は必然的に都心に集まるようになっています。実際は国もこうした状況に危機感を感じており、地方に進出する企業には色々な待遇を用意しているようですが、それでもまだ一極集中の状態は改善されていません。

 

そのため、Uターン転職をするにも、将来性・成長性の見込める会社があるかどうかは分かりません。今の会社を辞める前に、よく考えましょう。

第二新卒は不利な立場であることを認識する

第二新卒は数ヶ月から数年で会社を退職した人のことを指しますが、やはりすぐに会社を辞めている人はどこの企業からも警戒されます。私が転職活動をしていた時は、必ず面接官から退職理由を聞かれました。

第二新卒の面接における退職理由7つの例文
私は一番最初に入社した会社(公務員)を約4ヶ月で退職しています。正直に言いますと、退職理由は上司との人間関係です。 仕事を辞めて第二新卒にな...

 

第二新卒者は自分の立場をわきまえた上で、上記で紹介したサービス・機関をフル活用していくべきです。普通の転職活動と同等に考えていると、厳しい現実を突き付けられます。

まとめ

Uターンする場所にもよりますが、地方に戻るということは、都心に比べて必然的に求人が減ります。だからこそ、人一倍準備に時間をかけたほうがいいと思っています。

 

転職には「将来どうなるか分からない…」という不安が当たり前のようにありますが、戦略的に準備を行うことで成功率を格段に上げることは可能です。

 

自分が出来そうなもの、簡単そうなものから少しずつ始めていってください。