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第二新卒が中小企業も転職先の選択肢に入れるべき理由

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第二新卒になってしまうと、「もう大手は目指さずに中小一本に絞るか…」「中小企業って実際どうなんだろ…?」のようなことを考えるようになると思います。というより、そう考えざるを得ません。なぜなら、第二新卒はすぐに会社を辞めた根性ナシだと思われており、大手企業からは見向きもされないからです。

 

しかし、私は第二新卒を経験してみて、第二新卒はそこまで不利な立場ではないと感じています。私が転職活動をしていた時はよく、「第二新卒は中小企業にしか行けないんでしょ?」と言われていましたが、実際は「第二新卒は簡単に中小企業に行ける」のです。

 

そこで今回は、第二新卒は中小企業をどう捉えるべきか、中小企業は第二新卒をどのように思っているのかを説明していきたいと思います。これを読めば中小企業を毛嫌いしている人でも、考えが変わったり、今後転職活動する上での視野が広がるでしょう。

世間の中小企業のイメージ

世間一般的には、中小企業に対して以下のようなイメージがあると思います。

安定していない

「中小企業」という言葉を聞くと、「いつ潰れてもおかしくない」「業績が安定していない」などといったイメージを持たれることも少なくありません。

 

私も、中小企業について知る前は上記のように考えていました。だから「中小ではなく大手に転職したい」と思っていました。

給料は低いが残業は多い

中小企業には事業をギリギリの状態で回しているイメージがあります。そのため、給料も低いだろうし、残業も多くなるんじゃないかと思われる傾向にあります。

 

私は転職前から「将来はマイホームが欲しい」「お金が貯まったら車を買いたい」と考えていたので、給料は転職先を決める上で重要な要素です。また、休日だって人並みに欲しいと思うのは当たり前なこと。

 

そういったことから、中小企業は私の希望を叶えることは出来ないと考えていました。

福利厚生が悪い

大手企業の求人ばかりを見ていると、「住宅手当て」や「リゾート施設社員割引」などの福利厚生が目に付き、これが当たり前だと思うようになってしまいます。

 

すると、途端に中小企業の福利厚生では満足できなくなってしまいます。また、私が中小企業への転職を決意した時も、両親は「退職金制度はあるの?」などと聞いてきました。やはり世間からすると、中小企業というだけで不安がよぎるようです。

第二新卒は中小企業から需要がある

ここまでは中小企業に対する嫌なイメージについて書いてきましたが、現実はちょっと違います。

長く生き残っている中小企業も多い

私が第二新卒として転職活動をしていた時は、意外にも長年業績が安定している企業の求人をたくさん見つけることが出来ました。

 

例えば、

  • 取引先が固定されていて創業70年の会社
  • 地元に根付いて高い技術力で大手企業と取引している会社
  • いくつもの特許・賞を取得してライバル会社と差別化を図っている会社

などです。

 

大手企業ほど事業を多角的に展開していないし、全国に規模を拡大してはいないけれど、安定した業績を上げている中小企業は案外多いです。

 

そのため、給料も悪くなく、残業もブラック企業みたいにあるわけではありません。福利厚生だって「リゾート施設社員割引」のような高望みをしなければ最低限の保障を受けることは可能なのです。

中小企業は第二新卒を欲しがっている

中小企業が抱える問題の1つに、「人材不足」があります。

 

中小企業は、いくら業績が良くても知名度が低いため、全く人材が集まりません。新卒はほとんど選考を受けに来ませんし、来てくれて内定を渡したとしても、その後で内定辞退をされることも多いのです。

 

だから中小企業は、若く、内定を出したらすぐに入社してくれる第二新卒を仲間として受け入れたいと思っています。中小企業からすれば、新卒よりも第二新卒のような人材に採用のターゲットを絞ったほうが効率が良いのです。

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転職活動を始めたばかりの頃は、出来れば大手企業に行きたいと思っていました。しかし、人材紹介会社を通じて多くの中小企業の求人を見ていく中で、中小企業にも魅力的な会社があるのだと知ることが出来ました。

 

もちろんいい会社ばかりではありませんが、中小企業を視野に入れることで選択肢が広がりましたし、転職に対して少し希望を持つことも出来ました。

まとめ

ここまで書いてきたことを改めてまとめてみます。

 

【第二新卒が中小企業も選択肢に入れるべき理由】

  • 業績が安定している企業は思っているより多いから
  • 人材不足気味の中小企業は積極的に第二新卒を欲してるから

 

中小企業に対してマイナスなイメージを持っているのなら、まずは中小企業をよく知ることから始めてみてください。また、私のように『20代の若者向け求人サイト』で紹介している人材紹介会社を使うと、専属アドバイザーさんが求人を出している会社の社風などを教えてくれるので、ハズレの会社を選んでしまう確率は下がると思います。