第二新卒となって、面接をする時に迷うのが服装です。新卒のようにリクルートスーツでもいいのか、夏は暑苦しいからクールビズにしたほうがいいのか、ビジネスバッグは必要か、Yシャツなどんなものが良いのか等々。
また、企業によっては「服装自由」としているところもありますから、ますます服装に悩んでしまいます。
以前、『ことごとく就活の面接で落ちる人の6つの原因』のページでも書きましたが、面接は第一印象がとても重要です。スタートで悪い印象が付いてしまうと、その後にも影響します。
そこでこのページでは、第二新卒が面接でどんな服装をすればいいのか紹介していきたいと思います。私が第二新卒だった時の話ですからきっと参考になるでしょう。
第二新卒にふさわしい服装とは?
私が第二新卒として転職活動していた時は、決まってスーツを着ていました。
それも、高校の卒業式のために買ったスーツです。わざわざ新卒の就活の時にはリクルートスーツなどは買わず、あるもので済ませていたのです。
ちなみに、この時のスーツの色は黒に近いグレーです。↓
リクルートスーツはいいのか悪いのか
たまに、「第二新卒はリクルートスーツなど着てはいけない!」と言う人がいるそうですが、私はそうは思いません。リクルートスーツだって立派なスーツです。
そもそも、リクルートスーツと会社員が着ているビジネススーツは何が違うのでしょうか?
スーツなら、ストライプの入っているような派手なものでなければ、十分面接で使えます。具体的には黒や紺、暗いグレーでしょうか。このあたりの色のものなら全く問題ありません。
ビジネスバッグは必要か
ビジネスバッグはあったほうがいいでしょう。なぜなら、ビジネスバッグがないと悪い意味で目立つからです。
本来、転職活動をしている人ならば、筆記用具や手帳、書類などを持っているはずです。また、もしかしたら面接後に企業から何か書類を手渡されるかもしれません。そうした時にビジネスバッグがないと不便です。
実際、私が転職活動をしていた時に、手ぶらで面接を受けに来ている人は1人もいませんでした。
ビジネスバッグは5,000円以下の薄いものでも良いので、用意するようにしましょう。
夏はクールビズにしたほうがいいのか
いくら夏が暑くとも、面接のような公式の場では長袖のYシャツにジャケットを着るべきです。それが相手に失礼のない姿です。特に営業職のようなきっちりした職種はなおさらです。
もちろん、家を出てからずっと着ていなくても良いです。面接をする会社までは、スーツを片手にシャツを腕まくりして向かえば良いでしょう。
ただ例外もあります。前もって企業から「クールビズOK」「服装自由」と言われていれば、涼しい格好で面接を受けてもいいと思います。例えば、公務員のようにクールビズを推奨しているところは半袖のYシャツでも問題ないでしょう。
(私は公務員の集団面接で半袖Yシャツを着て臨みましたが、それでも通りました)
Yシャツはどんなものがいいのか
Yシャツはシンプルに白のものから、柄あり、襟にボタンが付いているものまで様々です。
これについては、どれを選んでも問題ないと思っています。前の会社で何年か働いていた人なら柄のあるYシャツを着ている人もいたでしょうし、私のように数ヶ月しか働かなかった人は無地の白シャツしか持ってない人もいます。
私の場合は無地の白シャツで、襟にボタンがないものを着て面接を受けていましたが、合否への影響は何も感じませんでした。
「服装自由」の意味とは
企業によっては、面接時の服装を「服装自由」としているところもあります。これを聞くと「自由ってことは私服でもいいの?」と考えてしまう人もいそうですが、そうではありません。
「服装自由」の意味は、“あくまでビジネスの場であることを考慮し、常識の範囲内で服装自由”なのです。
もし私服でもいいのであれば、「服装自由」ではなく「私服OK」と伝えてくるでしょう。
間違っても、私服で面接に向かわないようにしましょう。
まとめ
私が転職活動をしていた時は、民間企業の場合、無難なスーツ(ジャケットあり)に、長袖の白いYシャツ、紺色の落ち着いたネクタイ、5,000円程度のビジネスバッグで統一していました。
他の転職活動をしている人を見ても、Yシャツにちょっと柄の入った人もいましたが、全体的には服装に大差ありませんでした。
新たにスーツを買うとしても、大型ショッピングモールに入っているお店のもの(イオンなど)で十分間に合います。