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ここまで違う!フリーターと正社員の違い10選

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自分がフリーターであることに不安を感じている人が、特に気になるのが、フリーターと正社員の違いです。

 

「いったいフリーターは正社員に比べてどれだけ違うのか?」

「何か致命的な違いはあるのか?」

「このままフリーターをしていないほうがいいのか?」

 

これらのことがはっきり分からなければ、フリーターか正社員か、自分がどちらの道に進むべきなのかも判断できません。

 

そこで今回は、フリーターと正社員の違いを10個紹介していきたいと思います。以下の内容をしっかり読んで、今後の方向性を決めていきましょう。

フリーターと正社員の10の違い

1. 自由な時間の有無の違い

フリーターと正社員では、自由な時間がどれだけあるのかが違います。

 

例えば正社員ならば、週休二日制だとしても平日は朝から晩まで仕事をしなければならず、また、連休も滅多に取ることが出来ません。自然と会社中心の生活になります。するとその分自由な時間もなくなるので、行動が制限されます。

 

対してフリーターであれば、自分が働きたい時間だけアルバイトをし、そのほかの時間は自由に過ごすことが出来ます。

 

シフト制のアルバイトをしていればなおさら自由で、連休を作って旅行をしたり、何か目標(夢)に向けて活動を行うこともできるのです。

 

正社員をしている人の中には「最近仕事ばかりだ…、自分は何を楽しみに生きているんだろう…」と悩む人もいるくらいですから、自由な時間について言うならばフリーターに分があります。

2. 辞めやすさの違い

フリーターはアルバイトをすることで生計を立てていますが、いざ「辞めたい!」と思えば比較的簡単にアルバイトを辞めることが出来ます。

 

なぜなら、アルバイトは重要な仕事(役割)を任されることが少ないですし、また、辞めたとしてもアルバイトならすぐに他が見つかるからです。

 

しかし、正社員は違います。

 

どんな仕事をするかにもよりますが、任された仕事は基本的に自分が最後まで果たさなければなりませんから、すぐに会社を辞めることはできません。さらに、会社を辞めてすぐに新しい職場が見つかるとも限りません。

 

正社員をしている人の中には家族を養っている人もいるくらいですから、そう簡単に仕事は辞められないのです。

3. 責任の重さの違い

フリーターと正社員とでは、圧倒的に責任の大きさが違います。

 

アルバイトは基本的に会社の末端の仕事(単純な仕事)を行います。売上を管理したり、部下を持って指導に当たるようなことはしません。

 

ですが正社員はどうでしょう?

 

お客様との商談をしたり(会社の売上や評判に関わる)、個人個人が売上目標を掲げて仕事をしたり、部下を持ったり。もし部下がミスをすれば責任(監督責任)を負わなければなりません。社員は少なからず会社の存続に関わってくるわけですから、責任は大きくなります。

4. 給料の違い

フリーターは、正社員に比べて仕事内容が簡単ですし、気軽にできることから給料はあまりもらえません。会社としてもアルバイトは安い賃金で雇える人材として利用していますので、高い賃金を払うようなことはしません。

 

逆に正社員は、給料の額が年ごとに固定されていますし、決まって毎月支給されるので、まとまったお金が手に入ります。さらに、毎年昇給があるところは勤続年数が長くなるほど給料が良くなりますし、昇格すればさらに高い給料が望めます。

 

給料に関しては完全に正社員のほうがいいです。

5. ボーナスの有無の違い

正社員には、フリーターにはない「ボーナス」が支給されます。

 

中にはない会社もありますが、通常、中小企業で給料1ヶ月分、大手企業で2.5ヶ月分のボーナスが年に2回もらえます。

 

ボーナスがあることでちょっとした贅沢ができたり、家や車のローンの支払いに充てることが出来ますから、正社員のほうがお金の面で有利です。

6. 有給休暇の有無の違い

正社員には有給休暇があります。

 

もし突然病気をして会社を休まなければならなくなっても、有休のお陰でその月の給料が減ることはありません。また、有休を利用して平日の仕事を休み、旅行に行くことも出来ます。

 

フリーターは働いた日数分の給料しかもらえません。仕事を休めば休むほど手元に入ってくる給料は少なくなります。

7. 社会保障の有無の違い

社会保障とは、具体的に言うと健康保険・介護保険・年金保険・雇用保険・労災保険のことです。

 

正社員の人はこれら社会保障が適用されているので、将来の備えが出来ますし、いざという時の助けになります。

 

しかし、フリーターには基本こうした後ろ盾がないので、自分の力だけで(会社の補助なしで)生活していかなければならないのです。

8. 社会的信用の違い

フリーターと正社員では社会的信用が全く違います。

 

正社員であれば毎月安定した給料が保証されていますので、家や車を購入する際にローンを組むことが出来ます。

 

ですがフリーターの場合は、収入が不安定で、今の仕事もいつまで続けられるのか保証がないので、ローンを組むことは難しいです。さらに、賃貸の家を借りたい時も、フリーターは断られる場合があります。

 

このように、フリーターは社会的信用が低いのです。

9. リストラのされやすさの違い

勤めている会社の業績が悪くなり、リストラが起きる時は、まず会社の末端の労働力であるアルバイトが解雇されます。

 

また、正社員はミスが多くてもしっかりとした指導で面倒を見てもらうことが出来ますが、アルバイトは使えない人材と判断されたら簡単にクビにされます。

 

リストラのされやすさは完全にフリーターが上です。

10. キャリアの評価の違い

万が一転職をしようと思った時に、正社員はこれまでのキャリアが評価されます。どんな仕事をしてきたか、過去にどんな成果を残してきたかが自分のキャリア(財産)となるのです。

 

しかしフリーターは、いくら長年同じ仕事をしていたとしても評価されることは滅多にありません。

 

実際、独立行政法人 労働政策研究・研修機構の資料『若年者にとっての雇用区分の多様化と転換』には、フリーターを評価する会社はたった1.8%しかなく、39.5%はフリーターをマイナス評価すると書いてあります。さらに71.7%の会社はフリーターの人を「根気がなくいつ辞めるか分からない」と結論付けているのです。

 

「継続は力なり」という言葉がありますが、フリーターに限ってはそうとも言えないようです。

まとめ

それでは上記のことを簡単にまとめていきます。

 

【フリーターと正社員の10の違い】

  1. 自由な時間の有無の違い(フリーター有利)
  2. 辞めやすさの違い(フリーター有利)
  3. 責任の重さの違い(フリーター有利)
  4. 給料の違い(正社員有利)
  5. ボーナスの有無の違い(正社員有利)
  6. 有給休暇の有無の違い(正社員有利)
  7. 社会保障の有無の違い(正社員有利)
  8. 社会的信用の違い(正社員有利)
  9. リストラのされやすさの違い(正社員有利)
  10. キャリアの評価の違い(正社員有利)

 

総合的に見ると、正社員のほうが何かと待遇が良いです。

 

しかし、フリーターと正社員のどちらがいいかは、その人の環境によりますから、今の状況や今後の展望を考えた上でどちらの道を選ぶか決めていきましょう。