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フリーターから正社員になるのが怖い時の考え方

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長年フリーターを続けていると、正社員になることのハードルが高いように感じられて、なかなか転職活動に踏み切れない人もいると思います。

 

また、かつて企業に勤めていた時に嫌な経験をして、それがトラウマになってしまい、それ以来正社員になるのが怖いと感じている人もいることでしょう。

 

私も大学を卒業して最初に勤めた職場に自分と相性が合わない上司がいたため、かなり精神的に疲弊した状態で仕事を辞めています。この時は絶望感で社会復帰はムリだと思っていました。

詳しい経緯はプロフィールに書いています

 

しかし、たとえ今「正社員になるのが怖い」「社会復帰する自信がない」と思っていても、考え方を変えることが出来ればフリーターから正社員になること可能です。

 

そこで今回は、正社員になるのが怖い時のフリーターの考え方について書いていきたいと思います。

会社勤めには怖いことがたくさん!

あなた以外にも会社勤めを怖いと思っている人はたくさんいます。私もその1人です。先ほども言いましたが、最初に勤めた会社には嫌な上司がいたためかなりトラウマになりました。

 

他にも会社勤めにはいろいろと怖いことが多いです。

人間関係

どんな仕事も、多かれ少なかれ人間関係があります。職場の人間関係(上司と部下の関係)から、お得意先(お客様)まで幅広いです。

 

仕事がうまくいかない時は上司から怒られることもあるでしょうし、お客様からクレームが来ることもあるでしょう。

 

そのため、もともとコミュニケーションが苦手な人や、人見知りな人は苦労すると思います。

仕事のノルマ

仕事にはノルマ(目標)や期限があります。

 

例えば営業職には月間ノルマや年間ノルマがありますし、他の職種でも回ってくる仕事を期限内に処理しなければならなかったり、成果が出せず成績が悪ければ昇進の遅れにつながります。

 

プレッシャーに弱い人はこうした環境に長期間いるのはストレスのもとでしょう。

責任

正社員として働くということは、責任を持つということでもあります。

 

働き始めは研修があり、しばらくは上司が面倒を見てくれます。しかし、次第に仕事を任されるようになり、抱える仕事量も増えていきます。

 

その時に仕事が遅れてしまったり、報連相がうまく行かず周囲の人間に迷惑をかけてしまったり、お客様の反感を買ってしまうこともあるでしょう。立場が上になり、関わる人間が多くなればなるほど、責任は大きくなっていきます。

残業

定時で帰ることが出来れば、比較的自分の自由な時間を確保することは出来ます。

 

ただ、定時で帰ることのできる仕事が世の中にどれだけあるでしょうか?いまや残業をするのは当たり前で、サービス残業すらあるところも非常に多いです。

 

中には、まだ帰宅しないのにタイムカードを押して、会社に残業代を請求せずサービス残業を率先して行う人もいます。

 

毎日閉鎖的な環境で長時間働かなければならないと考えると、絶望的です。

満員電車

会社の始業時間はどこもそんなに変わりません。そこで生じてくる問題が、朝の通勤ラッシュと夜の帰宅ラッシュです。

 

最初は良くてもこれがずっと続いてくると、疲労も相まって、だんだん耐えられなくなる人も出てくるのではないでしょうか?ぎゅうぎゅう詰めで他人と密着し、臭いが気になったり、夏なら汗で気持ち悪い思いもします。

それでも正社員を目指したい理由

正社員になるということは、上記にあるような嫌なことと向き合わなければならないということです。

 

しかし、それでも「正社員になったほうがいいのでは?」と悩んでしまう自分がいることに気付きます。

 

なぜでしょうか?

 

その理由は、正社員には良い面もたくさんあるからです。これらはフリーターの立場では得ることが出来ないものばかりです。

 

将来的なことを考えれば、アルバイトを続けるよりも若いうちに正社員となって、キャリアを積み、安定した収入を得て、堂々と生きたほうが精神的にも楽です。

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仮に正社員になることが怖くなければ、あなたは問答無用で正社員の道を目指していることでしょう。

周りの人間もあなたも能力はほとんど変わらない

会社勤めが怖いと思っているあなたと、周りで働いている人を比べてみると、実はそんなに違いはありません。

 

テキパキと働けている人でも、最初はあたふたしながら、必死になって仕事に食らいついていたのです。

 

例えば、私は転職先の職場でこんな人に出会いました。この人はまだ20代と若いのに仕事が早い事務の女性。職場の人間関係も良好で、すでに貫禄があります。

 

しかし、飲み会で話を聞いていると、なんとこんなに仕事ができる人でも最初に入社した職場は嫌なことがあってすぐに辞めてしまったそうです。奇遇にも、私と同じで苦手な上司がいたと言っていました。

 

今はそんな風に思えないのに、最初はかなり苦戦していたのです。

 

それを知って私は、「誰でも挫折することはあるし、最初はみんな未熟者。でもそんな未熟者でも克服する力はある」と思えるようになりました。

 

だから今は自信がなくても、時間をかければなんとかなるものです。

 

スタートからバリバリ仕事ができる人はいませんし、長く仕事をしている人でも、自分が出来る範囲のことしかやっていません。というより、自分のキャパシティを超えたことまでは手に負えないのです。

 

新人ならなおさらで、すべてが新しく学ぶことですから、ミスもたくさんします。ただ、ミスをたくさんする人ほど後になって正確な仕事が出来るようになります。ミスをしない人は後になって分からないことがたくさん出てきて足手まといになりやすいです。

まとめ

最後に、もし正社員になることが怖くて、そんな自分を責めているとしたら、逆に褒める努力をしたほうがいいと思います。

 

正社員になろうか真剣に考えている自分

将来のことを真面目に考えている自分

正社員をしていない時期もしっかりフリーターとしてアルバイトをしていた自分

 

些細なことでも自分を褒めるようにすれば、次第に自分を受け入れられるようになり、一歩先に進む勇気が芽生えると思います。