「このままフリーターをしていたら破滅するんじゃないだろうか…」
なんとなくで20代を過ごしてきたフリーターの中には、将来を不安視している人も多いのではないでしょうか?
今はプライベートを大切にする価値観の若者が増え、フリーターで生計を立てている人も数多くいます。しかし、現実的に考えると、フリーターの生涯年収は5,000万円と言われています。2~3億円の正社員と比べると雲泥の差です。
さらに、不景気になれば真っ先にクビを切られるのはアルバイトです。福利厚生も最小限しか受けられず、地位は不安定…。
もし、フリーターであることに絶望を感じているのなら、正社員を目指すことを視野に入れるべきです。もし「今さら正社員として働く自信はないよ…」と思っているのなら、それは大きな勘違いです。
そこで今回は、絶望を感じているからこそ、フリーターが正社員を目指すべき5つの知識を紹介していきたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
1. 20代に「もう遅い」はない
20代後半にもなると、
- 「今から正社員になるのは難しいのでは?」
- 「社会経験がないとキツそう…」
- 「何か資格があったほうがいいんじゃないか」
と弱気になってしまう人がいます。
確かに、新卒から順調に働いている正社員と比較すると、今から挽回するのは難しいように思えます。
しかし、人材不足に陥っている企業からすると、20代の人材は喉から手が出るほど欲しい存在なのです。
現在は少子高齢化に伴い、人材確保が厳しい状況になっています。2018年は後継者難で破綻する企業が多かったのですが、ほかにも求人難で破綻に追い込まれている企業が増えてきています。
だから、正社員になりたいなら20代のうちにガンガン正社員を目指したほうがいいです。
2. 周りの20代の友人は転職しまくっている
今の世の中、「1つの企業で働き続ける」というのは少し古い考えです。
それを象徴するかのように、私の周りの友人も転職している人がとても多いです。公務員から公務員に転職する人もいれば、全くプログラミングの知識がないのにIT企業に転職した人もいます。前職の知識が全く役に立たない設計の職種に就いた人も。
転職すると、だいたい前職の知識は役に立ちません。話を聞くととても難しそうですが、一から勉強し、少しずつ仕事を覚えていっているようです。
では、こういった人たちが転職することと、フリーターが正社員になること、どう違うでしょうか?何も違いはありません。フリーターは何も遠慮せずに正社員登用にチャレンジしてOKなのです。
3. フリーターだからこそ優良企業を目指せる
フリーターということは、何かしらアルバイトをしているかと思います。
このように、働いている経験があれば、比較的簡単に正社員になることができます。
企業の多くは働く意欲のある者を求めています。
あなたが面接官なら、どちらを選ぶでしょうか?
- 4年間アルバイトを続けている28歳フリーター
- 2年間無職の25歳ニート
しっかり働いてくれそうなのは、4年間アルバイトを続けているフリーターです。
バイトだとしても、実績があれば就職に強いのです。
4. キャリアアップを真剣に考えられる
「ピンチはチャンス!」
こんな言葉がありますよね。
「このままだと自分の人生、絶望しか感じない…」
こう考えられる人だからこそ、将来について真剣に考えることができます。
世の中、なんとなくで働いている人は多いです。例えば、私の友人に「昇進はしたくない、今のまま平社員が楽でいい」と言っている人がいます。このような人はいつまでも成長が見込めません。
今こそ自分の人生を好転させるいい機会と捉え、やりたい仕事などについて考えてみましょう。