Fラン大学を卒業してなお、就職も出来ていないとなるとかなり絶望的です。そもそもFラン大学にいる時点で大した勉強もしておらず、自分でもレベルが低いと感づいているのではないでしょうか?
そのような人は、まともに就活をしても、他の求職者と比べられて不利になります。また、自分の力で就活することも出来ないので、いくら履歴書を書いても書類選考に通ることはありません。さらに、世の中は残酷で、未だに学歴で人を判断する風潮があります。
Fラン大学卒の既卒にとって、正社員の壁は非常に高いのです。
そこでこのページでは、学歴の低い既卒でも、正社員になれる他力本願的な方法を紹介していきたいと思います。ただし、ある程度の妥協も必要になるので、ここを我慢できるかどうかにかかっています。以下の内容を読んで、実行に移すか判断しましょう。
サポート付き求人サイトで他力本願
就職活動の方法は色々あります。厚生労働省が運営しているハローワークに行ったり、経済産業省が運営している若者向けのジョブカフェに行ったり。
しかし、こうした国が運営するサービスは私はおすすめしません。私は一度再就職のためにハローワークに行ったことがありますが、職員からは具体的な就活対策を何も教えてもらえず、求人情報を探すのも、備え付けのパソコンが古すぎてとても使いづらかったのを覚えています。
それならば、民間が運営している就活サイトを使ったほうが絶対良いです。また、今は既卒専用のサポート付き求人サイトがあるので、Fラン大学卒の既卒はこれを使うべき。
私の場合は最初の仕事を4ヶ月で辞めて、第二新卒として『20代の若者向け求人サイト』で紹介している求人サイトを使ったのですが、専属アドバイザーさんが提出書類作成のアドバイスから面接の練習、企業とのやり取り(選考の日程決め)まで代行して行ってくれました。
Fラン大学卒が逆転するなら、1人で就活してあらぬ方向に進むよりも、専属アドバイザーさんの適切なサポートを受けながら就活をしたほうが確実だと思います。
ただし、最初にも言ったように、ある程度の妥協も必要です。
中小企業に妥協する必要がある
まさかとは思いますが、「大手企業に行きたい」なんて思っていないですよね。普通の人でも難しい大手を、Fラン大学卒の既卒が望んではいけません。少なくとも今の状況では。
Fラン大学卒の既卒者が目指すのはずばり、中小企業です。
中小企業の正社員に狙いを定めるのです。ただし、ブラック企業ではありません。中小企業の中でも、最低限の福利厚生を整えた中小企業を選ぶようにしましょう。
世の中には優良企業なのに、人材不足に陥っている中小企業がたくさんあります。そういった企業であれば、既卒者を雇ってくれます。というより、常日頃から既卒者が欲しいと思っています。
そして、そのような求人を探すためにも『20代の若者向け求人サイト』を使うようにするのです。ここで紹介している就活サイトは、人材を使い捨てにするようなブラック企業、福利厚生が全くない企業の紹介はしていません。これは私が実際に利用しても納得できました。紹介してくれる求人の福利厚生を見るとどれも、社会保障(厚生年金、健康保険)・労災保険・雇用保険・退職金制度はほぼ確実に揃っていました。
Fラン大学卒の既卒はハッキリ言って大手は無理です。しかし、優良中小企業を探して就職することは可能です。
まとめ
Fラン大学の人って何十社も落ちている状況でも「零細企業(中小企業)は嫌だ」「でもブラックは嫌だ」と考えるのでしょうか?
ただただイメージだけで中小企業を毛嫌いしているのなら、一生正社員になることは出来ないと思います。世の中の正社員の6割は中小企業で働いているのを知っていますか?それだけ、日本の社会は中小企業で支えられているのです。
そして何度も言いますが、優良中小企業は存在します。あとはそれをあなたが見つけられるかどうかにかかっているのです。