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ニート生活たった2ヶ月で焦りと不安がピークに達した

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私は大学を出て公務員になるも、上司と合わず4ヶ月で退社し、それから実家でニート生活を送っていました。

 

ニート生活といっても私の場合はたった2ヶ月間だけでしたから、ベテランニートの人たちからすればペーペーかもしれません。ただ、私にとってのニート生活は焦りと不安ばかりでした。

 

特に、前の仕事を短期間で辞めてしまっていたので、このように就職に不利な職歴を持っていることも、焦り・不安を助長させる1つの要因になっていたと思います。

 

そこで今回は、私がどんなニート生活を実家で送っていたか、どんな焦り・不安を持っていたか、どんな経緯でニートを脱出することが出来たのか、について書いていきたいと思います。

私の2ヶ月のニート生活は焦りと不安だらけだった

私がニートになったきっかけは、ただ単に働くことが嫌だったということではありません。大学卒業後は「出世したい!」と思っていましたし、意欲はあったほうだと思います。

 

ですが、真面目過ぎたのかもしれません。覚えきれない仕事は休日を使ってでも覚えようとしますが、いつまで経っても上達はせず、それに嫌気を差した上司は毎日怒鳴るようになっていきました。

 

休日返上で仕事のことを考えて疲れ、職場では怒鳴られ、次第に精神的に追い詰められていきました。そして最終的には、出勤前にYシャツを着るあたりから、職場の嫌なイメージが脳裏をよぎるようになり、吐き気をもよおし…。

 

「このままでは自分が壊れる」と思い、その日のうちに上司には辞めたい旨を伝え、結果、たった4ヶ月で仕事を辞めるに至りました。

 

こんな経緯でニートになったのですから、辞めた後もしばらくは精神的に辛く、将来を悲観し、今まで感じたことのないような無力感に襲われました。

 

毎日寝る時も「これからどうなってしまうのだろう…」と不安になり、なかなか寝付けず。さらに、周りの友人は皆順調に社会人生活を送っていることを考えると、「自分はいったい何をしているんだ…」「なぜこんなことに…」と焦りを覚えました。

 

こんな日が何度も繰り返されました。

 

起きている時は、特に何をするというわけでもなく(そもそも無力感がすごいので何もやる気が出ない)、自分の部屋の床に大の字で仰向けになり、ただただ天井を見るだけ。体に生きる力が湧いてこないので、重力にすら負けていたのです。

ニート生活たった2ヶ月で焦りと不安はピークに達した

私にとって、2ヶ月のニート生活はとても長いものでした。

 

この時期は友人とも会いたくありませんでしたが、何度か飲みに誘われたので、渋々会うことにしました。そしてこれがニートを脱するきっかけとなったように思います。

 

友人は皆仕事の話をし、ボーナスの話をし、それを聞いていた私はニートであることに強烈な後ろめたさを感じました。働くこともせず実家に引きこもっていた自分がとても情けなくなったのです。

ニートを脱出するまでの経緯

働くのは怖かったです。また前の職場のようなことが起こるかもしれませんから。一歩踏み出すのには勇気が入りました。

 

しかし、「このままではいけない」「次は良い職場を見つけたい」と思うようにもなり、まずは単発のアルバイトを開始しました。単発なら好きな時に働けますし、止める時も簡単です。

 

そうしてアルバイトをしていくうちに、だんだんと無力感が減っていったんです。思いのほか普通に働けたので、「自分もやれば出来るんだ」と思えるように変化していきました。

 

その後は、若い人専門の人材紹介会社を経由して、就職活動を開始しました。

 

この時は、過去に就活の経験があったからか、あまりてこずることもなく1ヶ月で内定が決まり、ちょうどその会社が第一志望だったのでそのまま入社しました。

 

ニート生活からの脱出成功です。

まとめ

ニートには様々なタイプが存在しますが、自分がニートであることに焦りや不安を抱えているのであれば、その人はニートに向いていないタイプだと思います。

 

ただ、ニートから会社員になるのは、色々な意味で難しいです。勇気が入りますし、面接も厳しいものがあります。しかしそこで行動することを止めてしまっては、何も変えることは出来ません。

 

私は変わりたかったので、出来ること(単発のアルバイト)から始めました。そして段階を踏むことによって、正社員になることが出来たのです。