もしあなたがニートであり、これからニートを脱出したいと考えているのなら、最初からきっちり正社員を狙うべきです。時間を無駄にしたり、回り道をしてはいけません。
たまに、「アルバイトやパートから正社員になる方法がある」「資格を取って就職を有利に進めたほうが良い」といったことが言われますが、これらはどれも回り道であると感じます。
そこでこのページでは、どうしてニートの人は最初から正社員を目指すべきなのかを説明していきたいと思います。現在ニートをしていて将来的に正社員になりたいと思っている人は読んでみてください。
ニートの「まずは資格を…」は単なる逃げである
「特に何も資格を持っていない…」
「大した職歴がない…」
このようなニートは確かに就職に不利です。なぜなら、就職に有利な人というのは、実力のある人か、若くて将来の戦力になってくれそうな人だからです。
しかし、そこで「このままだと就職に不利だから何か資格を取ろう…」なんて考えるのはただの逃げであると感じます。働きたくないから、または、就職を先延ばしにしたいから、「まずは資格を…」と言っているのです。
仮に資格を取るとしても、いったい何の資格を取るというのでしょうか?将来的にしたい仕事があって、そのために取るのでしょうか?それとも、無難に持っておけばどこの会社でも評価されそうな資格を取るのでしょうか?
後者であれば、それは時間の無駄です。
いくら資格だけ持っていようとも、実力が伴っていなければ会社から評価されるようなことはほとんどありません。例えば、通訳の仕事の面接で、TOEICで満点の人と、過去にアメリカに10年住んでいた人が受けに来ていたなら、アメリカで生きた英語を身に着けている人のほうが採用されるでしょう。理由としては、資格を持っていても実践で使えなければ意味がないからです。
それであれば、資格の勉強に時間を割くより、正社員で雇ってくれそうな会社の選考をいくつも受けたほうが有意義です。
また、これと同様にアルバイトやパート、派遣社員などから正社員を目指そうというのも逃げです。最初から正社員になることを諦めていて、正社員になろうとすらしていません。きっと、「正社員になったら責任が大きい」「残業が多くて大変」などと考えているのでしょう。
本当に正社員になりたいと考えているのであれば、回り道をすることなく、最初から正社員を目指すべきです。
ブラック企業に引っかからないためにできること
ニートの人が懸念することが、「ブラック企業にしか入れないんじゃ…?」ということ。
職歴がなく自分に自信がない人ほど、「もう良い会社には入れない…」と嘆きます。しかし、実際はそんなことはありません。
まだあなたが20代であれば、ニートの人でも利用できる人材紹介会社があります。それが若者向けの転職エージェントです。特に第二新卒エージェントneoや就職カレッジが使いやすいのではないでしょうか?
これらの良いところは、1人1人に専属のアドバイザーさんが付いてくれて、書類作成のアドバイスや模擬面接、選考の日程決め等を行ってくれるところです。
私も利用しましたが、紹介してくれる求人はどれも最低限の福利厚生があり、優良中小企業が多かったです。すでに設立から70年以上経っている企業や全国展開している企業などもあり、業績が安定した会社の正社員になりたいと思っている人でも満足できると思いました。
自分1人では探すのが大変な求人も、既存のサービスを利用することでだいぶ楽をすることが出来ます。是非使ってみてください。
まとめ
もし正社員になりたいのなら、回り道をすることなく、一直線に正社員を目指してください。でないと、時間がどんどん経ってしまって、将来的に正社員になれる可能性が減ってしまいます。
正社員になるには年齢がかなり重要です。20代と30代以上では需要に大きな差があります。
私は職歴に傷がある状態(前の会社を4ヶ月で退職)でしたが、この時は年齢がまだ20代前半だったということもあり、人材紹介会社を使うことで、たった1ヶ月で内定をもらえてしまいました。だからこそ若さの重要性を強く感じています。