「転職サイトなんてどれも一緒でしょ?」
このような安易な考えでは内定は遠のきます。転職サイトにはそれぞれ特徴・強みがあり、どれを選ぶかで就職先、職種、内定までのアプローチが全然変わってくるのです。
実際、私が第二新卒だった時にもいくつかの求人サイトを利用してみましたが、断然、第二新卒に強い転職エージェントを利用して良かったと感じています。
そこで、ここでは第二新卒だからこそ使うべき転職エージェントを紹介していきます。また、あまり使うべきではないと感じる求人サイトにも言及していきます。
第二新卒に強い転職エージェント
特に第二新卒に強い転職エージェントは、以下の3つです。どれも専属アドバイザーさんのサポートが無料で受けられます。
就職Shop
ここは私が利用した転職エージェントで、18~29歳の若者に特化しています(未経験者でもOK)。「リクナビ」を運営しているリクルートのサービスなので実績と信頼性がありますし、すべての求人において訪問調査(企業の実態把握)を行っているので安心して使えました。
公式サイト⇒就職Shop
ハタラクティブ
会社は渋谷と立川にしかありませんが、その代わり、求人は関東圏内に特化しています。利用できる人は、第二新卒・既卒・フリーターのほかに、ニート・高卒など幅広く、利用者は10代~29歳以下が全体の98%を占めています。完全に若者向けに特化しています。
公式サイト⇒ハタラクティブ
第二新卒に強い転職エージェントの共通の特徴
第二新卒に強い転職エージェントには共通した特徴があります。それは、若い人材しか登録することが出来ない点です。
とことん10代~29歳以下に特化しています。そうすることで、必然的に「若い人材が今すぐ欲しい!」と思ってくれている企業の求人情報が集まりやすくなるのです。
また、専属アドバイザーさんも第二新卒がどんな悩みを抱えているのかを把握してくれているので頼もしいです。私が利用した時も、アドバイザーさんが私の希望を聞いた上で、どんな会社を狙っていくべきかアドバイスしてくれました。
第二新卒が使うべきではないと感じる転職エージェント
「絶対に!」とは言いませんが、私は第二新卒がメインで使うべきではない転職エージェントがあると思っています。それが、どの年代の人も利用できる転職エージェントです。
例えば「エン転職」、「マイナビエージェント」など。
こうした転職エージェントは社会人経験が多い人材、資格・スキルを所有している人材の転職活動に力を入れる傾向にあります。なぜなら、そのほうがアドバイザーさんにとっても楽だからです。すでに魅力のある人材を重点的にサポートしたほうが転職成功率が高く、アドバイザーさんの負担も減ります。
逆に、大した社会人経験がなく、即戦力になりにくい第二新卒がこれらの転職エージェントを使うと、自分たちの立場に適したサポートが受けづらくなる可能性があるのです。実際に、特に誇れるスキルがない人がこうした転職エージェントを使おうとした時に、利用を断られるケースもあったようです。
誰でも使える転職エージェントのほうが大手企業の求人も集まりやすいのは事実ですが、そのことだけに囚われないようにしたほうがいいです。
まとめ
私が第二新卒の転職活動を通して感じたことは、「第二新卒はなかなか特殊な人材だな」ということです。大手企業からは敬遠されることも多いですが、人材不足気味の中小企業からすると一転して需要が高まります。
そのため、第二新卒であるうちは一般の求職者とは違う有利な方法を見つけて、転職活動を展開していくべきだと思っています。公務員をたった4ヶ月で退職した私でも転職ができたのだから、あなたに出来ないはずがありません。